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優待新設は危機感の裏返し?の長府製作所 [株式投資]

12月決算の長府製作所は、1年前の2月に、100株でクオカード2000円などの優待新設を発表した企業でして、当然、今回が初めての優待になります。
クロスでしたが、一般信用が取れたので、お得なクロスでした。

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クオカードは、1000円×2枚ではなく、2000円×1枚にして欲しかったですね。
当方はガソリンスタンドで使用しているんで、少額のカードだと面倒で。
まあ、多分販促用なんでしょうね。デザイン的になんとも言えない感じですけど。



それで、ここって全く知らない企業だったんですが、株主通信見てよくわかりました。
簡単に言えば、住設機器の自社製造を含めた販売を行っている会社で、新設住宅着工戸数に業績が影響されるようです。

給湯機器・空調機器が2本柱ですね。

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ただ、業績はあまりよくありません。この5年間パッとしませんね・・・

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ソーラー機器が減少しているのは仕方ありませんけど、、売上は3年前に下がってからあまり変わりませんが、利益の減少がでかいですね・・

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利益減少の原因は何かとは書いてありません。研究投資や新規投資が増えているということは書いてありますが。
なお、今後も人口減少の中での市場縮小を踏まえ、当面は弱含みで推移することを予想しているそうです。


今回の優待新設は、この危機感の裏返しですかね?
業績に自信がないけど、株価は維持したい、けど、配当は多く出せない、だから、優待新設で株価維持を狙う~って感じかも。

株価は2600円程度ですが、指標的にはPER31倍、PBRは0.7倍、配当は年間32円で、優待クオカード2000円足しても、配当優待利回りは2%程度です。

ちょっと評価が高いなーと思ってしまったんですが、ここって、自己資本比率が9割超えているんで、安心感があるということなんですかね。



でも、当方的には買えませんね。年に1回の優待ですし、、PBRが1倍未満なんで、この株価なんでしょうけど、、、ちょっと高いな。

2000円を割るようなことがあれば考えてもいいんですが、株主通信に記載されてあった株価推移では、この2年間、2400円から3000円までのボックス圏なんですよね。

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ということで、また今年の12月にクロスするかもしれませんが、それまでは特になにもしない銘柄になりそうです・・。


タグ:株主優待
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